これまでクリームソーダだの、冷やし中華だのを取り上げてきて、「もう食べ物サークルじゃん」と言われてきた{iro}2ですが。もっと言えば銭湯とかもやってますけれども。この度ようやっと、それっぽいテーマに手をつけました。
オタク×クリエイティブです。
ZINE
これまでクリームソーダだの、冷やし中華だのを取り上げてきて、「もう食べ物サークルじゃん」と言われてきた{iro}2ですが。もっと言えば銭湯とかもやってますけれども。この度ようやっと、それっぽいテーマに手をつけました。
オタク×クリエイティブです。
元はと言えば、{iro}2って、アニメウェブデザインのまとめサイトとかやってたんですよ。デザイナーの11L氏が。
それが食べ物だの風呂だの、紆余曲折経て、そういえばオタク文化の中のクリエイティブに着目するのが原点でしたよねと戻ってきたのがO/CREだったんじゃないでしょうか。そうそう。そうなんです。
O/CREは、「オタクでクリエイティブなものについて考えていくプロジェクトです」と掲げています。
そもそもの定義から考えると、「オタク」ってかなり対象は広い言葉ですよね。最近は「オタク=アニメオタク」に捉えられることが多いけれども、アニメオタクも、アイドルオタクも、鉄道オタクも、ミリタリーオタクも、その他諸々、いっぱいいるんです。
だから、基本的には何でもアリな世界。そのなかで、商業クリエイティブとして多くの人の目に触れるものとの対比の中で、オタクの限られた範囲の手の中で独自に自主的に発展を遂げてきたクリエイティブにも目を向け、考えてみよう。そんな姿勢が、O/CREのプロジェクトにはあります(と、山縣は思っている)。
「プロジェクト」と謳っているので何度かに渡ってオタク×クリエイティブについて考えていくものではあるのですが、第1回は「同人活動とウェブデザイン」をテーマとしました。
同人誌は、そのものをつくることにも労力が必要ですが、それを告知して知ってもらうことが重要です。だって、同人サークルなんてコミケに出展しているだけでも数万にのぼるんですから。同人誌をつくる+αが必要。そのなかで、告知サイトの制作に注目してみることにしました。
ウェブサイト制作の基本的な工程から、デザイナーの方へのインタビュー、デザイナー同士の座談会、データから考えるウェブサイトデザインなどなど、結構多彩な企画を詰め込みまくっています。
仕事でもないのに3万字くらい書いてて普通にウケるなって思いました。楽しいですね。
ところで、改めてみてほしいのがこの表紙。これが意外と手がかかっていてですね。
厚紙に穴を開けて、左上のスタンプを押し、シールはキレイに3種類。最後にハトメで全体を製本して完成です。ライターの私からすると、「えええ何でそんなめんどくさい変な凝り方すんの〜〜〜!!!」ってつい思っちゃうんですが、真逆なんですよね。そういう「変な凝り方」できるのが、同人誌(オタク×クリエイティブ)の面白さでもあるんだろうと。
そういう、他人のこだわり(というか執着というか)のある何かに携わらせてもらえるのは純粋に光栄だなと。私は{iro}2に関してボンヤリした感謝を持ちながら、たまに活動に関与していたりしていなかったりします。
そんで来年は新刊つくれたらいいなぁ、とか、今またボンヤリ思ったりしました。そして活動は続くのである。よろしければ、サイトも見てね。